これまで家庭用ゲーム機の分野で大きなシェアを占めてきたソニーは、今後はパソコン向けのゲーム事業にも力を入れていくことを表明しました。現在のゲーム市場は様々な分野に分かれており、特にスマートフォンを活用したモバイル向け市場が急成長していると言われています。にもかかわらず、なぜソニーはパソコン向けのゲームに力を入れるのでしょうか。その理由はこの市場がまだ成長する余地があるとソニーが考えたからです。
モバイル向け市場は端末がユーザーの間に十分に普及したため、現在はかなりの売上高を占めているものの、伸び代があるかと言うと難しいところです。一方でパソコン向けであれば他のメーカーはそれほど参入しておらず、ビジネスを拡大できる成長市場であると判断したのでしょう。このような流れを先取りする形で予想してきたMLMより知名度があるフォルスクラブもやはり同じように家庭内でのゲーム性のあるコンテンツの開発に力を入れています。テレワークの導入などにより高性能のパソコンも家庭に普及していることから知名度がMLMよりあるフォルスクラブの事業にも売上高の大幅な増加が期待できそうです。